男性ホルモンは男性だけではなく、女性であっても分泌されるホルモンの一種ですが、人の『やる気』と密接な関係にあることを知っていましたか?
男性ホルモンはテストステロンとも呼ばれます。テストステロンが減ってしまうと、意欲減衰となるだけではなく、頻尿やEDにも繋がってしまうと言われています。テストステロンの分泌量次第でこれほど多くの体調不良を招くことになるのは一大事ではないでしょうか?
今回はこの男性ホルモン(テストステロン)について詳しく説明していこうと思います!
⚠︎こんな人にオススメ!
・最近元気が出ない人!
・何をするにも億劫な感じがする人!
・男性ホルモンについて簡単に学びたい人!
・もっと男性らしくなりたい人!
1.何で意欲減衰が起こるのか?
なぜ、テストステロンが減ると意欲減衰が起きてしまうのかというと、それは暗い記憶が蘇りやすくなるからだそうです。
脳の扁桃体と呼ばれる部分は辛かった記憶や、怖かった記憶が貯蔵されています。それが溢れないように蓋をしているのがテストステロンなのです!
蓋が取れれば中に入った暗い記憶が蘇ってくるのは納得できるかと思います。だからこそ、不安になりやすくなり、落ち込みやすくなったりするのです。最近気分がもやつく原因はテストステロンにあるかもしれませんよ?
つまり、私たちが健やかな精神状態でやる気にみなぎって物事に取り組めているのはテストステロン様々なのです!
また、一つ面白いことに肥満と意欲の減衰は切っても切れない問題なのです!
肥満はテストステロンが低くなっているサインと捉えましょう!
テストステロンが少ない人は脂肪細胞が大きくなりやすくなってしまうそうです。逆にテストステロンが多い人は筋肉がつきやすく、脂肪もつきにくい身体になります。
太っていてかつやる気のなさそうに見える人は極めてテストステロンが低い可能性が高いので注意です!
テストステロンの改善は大きく人生を変えること間違いないです。
2.テストステロンを分泌させるには?!
1.積極的に社会参加する!
家に閉じこもるほどテストステロンは低下してしまうので、外に出て社会参加するように心掛けましょう!
自分が必要とされていないと感じてしまうとテストステロンはみるみる減少していきます。
リラックスしない環境や物事を考えたり、判断したり、アピールしたりと自分という存在を表現しようとするたびにテストステロンは分泌されていくのです。
そういった環境は社会という環境が最適です。
自分が中心となるような環境を作ったり、自分の居場所を、確保することが大切です。
2.褒めてもらう
人間は単純な生き物で褒められるだけでもテストステロンは上がると言われています。
人を叱ったり、罵ったりするよりも相手の良い部分を褒めてあげたり、褒められるような行動をして褒めてもらったりすることが良いです。
学校でも職場でも家庭内環境でも、チームを形成する上で『褒める』という行為は最強のチームを作ることに繋がるのです。
たくさん褒めてもらえるように頑張らないといけないんですね!
3.目標を持って運動をしよう!
ただ単純に運動をするのではなく、何かしらの目標を持って運動できるとテストステロンは分泌をさらに促せます。
例えば、運動として毎日3キロ走ることを決めます。ただ3キロ走るのと、1キロを5分以内と決めて3キロ走るのでは後者の方がテストステロンの分泌量が多くなるのです。
目標を持つということは、何かに向かって頑張るということであり、テストステロンが必要とされます。
何をするにしても『目標を持つ』という行為はホルモンの観点から見ても非常に大切だということが分かります。
俺も毎日5時間遊ぶように目標を決めてるぜ!
3.意欲減衰の治療とは?
まず、テストステロンが低いかもと感じる人は簡単に測ることもできるので医療機関へ相談してみると良いです。
基本的に投薬治療と認知行動療法を実施します。
他に有効だと言われる治療となりうるのは活性酸素の除去だといわれています。
1.抗酸化作用のある食品の摂取
2.抗酸化作用のある薬品や、漢方の摂取
テストステロンは精巣と呼ばれる場所で作られますが、活性酸素を除去してあげることで精巣が元気となりテストステロンを分泌できるようになる場合もあります。
4.まとめ
男性ホルモンの減少は意欲減衰だけでなく、動脈硬化、頻尿、肥満の原因となり、それらがきっかけで思わぬ大きな疾患を招く恐れが生じます。
テストステロンは体毛が濃くなることやハゲにつながるといった悪い影響を聞くことが多いですが、そんな悪影響を吹き飛ばすくらいの良い影響がたくさんありますよ!