謎の関節痛に悩む方は多くいるんじゃないでしょうか?関節痛の中でも生活に大きく支障をきたすのが、膝の痛みです!
膝の痛みが強いと、歩くことすらままならず運動する意欲すら起きません。膝の痛みによって外出することがなくなり、運動不足が続きます。
運動不足が筋力低下を招き、更なる膝痛の悪化を招きます。この負のサイクルは人のQOLを大きく低下させる原因となるでしょう。
QOLを低下させてしまう前に、一度膝が痛む原因を考えてみてはいかがでしょうか?
膝の痛みの原因は様々な要因が組み合わさって生じる問題なので簡単ではありません。なので、膝に何が起こって痛むのかを簡単に説明していこうと思います!
膝の痛みに悩んでいる方は是非ご覧下さい!
⚠︎こんな人にオススメ!
・膝の痛みに悩まされている人!
・将来膝を壊しそうで不安な人!
・膝について詳しくなりたい人!
1.膝関節について!
膝関節は、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(けいこつ)(すねの骨)、そして大腿四頭筋(太ももの筋肉)と膝蓋腱に支えられた膝蓋骨(膝のお皿)の3 つの骨が組み合わさってできています。脛骨の上を大腿骨が前後に滑ったり転がったりすることで膝の曲げ伸ばしが可能になります。
この3つの骨の表面は弾力のある柔らかな軟骨で覆われ、クッションの役目を果たしています。また大腿骨と脛骨の間にある半月板にも、関節に加わる衝撃を吸収する役目があります。この半月板という組織は膝にかかる全荷重の半分を支持していると言われています。
また、6割の人には滑膜ヒダと呼ばれる組織が存在している方もいます。関節の潤滑剤の役割をする滑膜がヒダ状になったものが膝の曲げ伸ばしを妨げるようなことがあるのです。
2.膝の痛みに繋がる原因とは?
❶膝関節周囲の筋力低下!
膝周りには上下左右に強力な筋肉や、細かい筋肉が多数付いています。
その中の筋肉の働きが悪くなり、上下左右のバランスが崩れてしまうと膝関節は不安定になります。様々な筋肉が上手く働き合っているからこそ、膝関節はスムーズに動いているのです。
膝関節周囲の筋力を鍛えて、サポーターを作ってしまえば疼痛は大きく減ってくることでしょう!
❷半月板が上手く動かない!
半月板は膝周りの筋肉によって、膝の運動と共に動いています。
膝の運動とともに半月板が上手く動いてくれないと、半月板が関節に挟まれたりすることで炎症を引き起こします。ロッキングとも呼ばれる現象ですが、膝関節ならではの症状ともいえます。
半月板には血液が供給されず、栄養は滑液と呼ばれる関節内の成分から供給されます。
❸滑膜ヒダの肥大化!
滑膜ヒダは幾度となる刺激や外傷などによって肥厚しやすく、疼痛を引き起こしやすくなります!
滑膜ヒダが厚くなることで滑膜は硬くなり、膝の曲げ伸ばしを大きく制限させるようになってしまうでしょう。
この滑膜ヒダの肥大化の治療は、安静にすること、薬物療法、等尺性収縮運動が挙げられます。つまり、炎症を早めに鎮めることが優先されます。炎症を引かせることで滑膜ヒダの肥大化は抑えることができます。
3.まとめ
膝関節の構造は実に複雑なので、様々な問題も生じやすい関節です。膝関節の痛みのほとんどは膝関節内での炎症が多くを占めます。ここで挙げた問題はあくまでも一例なので、膝関節痛がある方は早めに医療機関へ受診しましょう!
何事も早めの対応が人生を大きく変える一手になるこです。関節痛なんかで人生を狂わせてはいけません。