年齢を重ねるにつれて気になり始めるのが生活習慣病です。
糖尿病やメタボリックシンドロームや高血圧や高脂血症や動脈硬化などの病気がそれにあたります。
その中でも最も気をつけなければならないのが動脈硬化です。
身体に栄養を行き渡らせる血管に問題が生じると、身体のあらゆるところに問題が生じるリスクが高まります。
硬くなった血管は血圧を徐々に高くしていき、耐えられなくなると血管は破れてしまうのです。
それが脳内で起きると、脳卒中となります。
また硬くなった血管は血栓を生じやすくなります。
血栓が心臓に詰まってしまうと心筋梗塞となります。
これらの病気は死亡リスクが高く、生き残ったとしても後遺症を残すような恐ろしい病気です。
そんな恐ろしい生活習慣病である動脈硬化の原因と対策をまとめましたのでぜひご覧ください。
高血圧って言われても何をすればいいか分からないよ!
1.動脈硬化ってなに?
動脈硬化は、高脂血症と高血圧が組み合わさることで発症のリスクが高くなる血管が硬くなってしまう病気です。
悪玉コレステロールや中性脂肪の数値や血圧が高いという人は要注意です。
症状としては、血管内に血栓ができたりコレステロールや脂質が血管壁にこびりついて血管が狭くなったりしなやかさを失い硬くなったりして血液の流れが悪くなってしまうというものです。
血管をホースに例えてみます。
中に流れてる水に不純物が流れ、ゴムが劣化してしまい伸張性に乏しいホースと
不純物がなく、しなやかなゴムの性質を保ったホースでは
どちらの方が長持ちすると思いますか?
当然、後者が長持ちすることでしょう!
前者の性質を持った血管だと、身体に様々な不調をきたすことは理解できるかと思います。
また、症状が進行すれば先ほど説明したように突然死を招く危険もある重大な病気発症の原因にもなってしまいます。
脳梗塞、心筋梗塞、脳出血、狭心症などがそれにあたります。
こういった病気を機に、寝たきりや介護が必要な状態となってしまうことでしょう!
●動脈硬化とは血管が硬くなってしまうこと!
●血管の中にゴミが溜まりやすくなる!
●血管が破れやすくなり血栓もできやすくなる!
●重篤な病気の原因となる!
2.動脈硬化の原因と対策
動脈硬化の原因は、生活習慣の乱れにあります。
食生活においては、栄養バランスの偏り、塩分の過剰摂取、脂質の過剰摂取、過度なアルコールの摂取、暴飲暴食などが原因となります。
運動不足や睡眠不足や喫煙や肥満なども動脈硬化の原因となります。
対策としては、生活習慣の改善が必要不可欠です。
食生活で気をつけるべきことは
- 塩分や脂質を取り過ぎないようにする
- いろいろな食べ物を満遍なく食べてビタミンやミネラルやタンパク質や食物繊維などの栄養素をバランス良く摂取する
- 血流を促進させるためにこまめに水分を摂取する
- 高脂血症や高血圧の予防に効果がある多価不飽和脂肪酸のDHAやEPAを摂取する
- 代謝を促すためにビタミンB群を摂取する
- 利尿作用があるカリウムを摂取する
などです。
DHAやEPAはサバやマグロやカツオやブリやサンマやイワシなどの青魚に多く含まれています。悪玉コレステロールや中性脂肪の数値や血圧を低下させる効果があるので、積極的に摂取することで動脈硬化の予防に大きく役立てることができます。
青魚が苦手な人や食べる習慣がないという人はサプリメントやドリンク剤で摂取するのが良いでしょう。手軽に摂取できて効率的かつ効果的に血管に作用させることができます。
水分摂取で代謝をアップさせて血流を促進させることも大切ですので、喉が渇いていなくても生活の中で水を飲むタイミングを自分で決めてこまめに補給しましょう。
適度な運動や良質な睡眠や規則正しい生活リズムや喫煙も心がけましょう。
運動は、脂肪燃焼効果がある有酸素運動が良いでしょう。ウォーキングや軽めのジョギングを生活の中に取り入れて代謝アップと肥満予防に努めましょう。
運動をするならこちらの記事がオススメです! ↓↓
動脈硬化の原因と対策をきちんと理解して若々しく健やかな血管を維持していきましょう。