こんにちは!
今回、記事に書いていくのは股関節の痛みについてです!
意外と股関節の痛みに悩まされている方も多いのではないでしょうか?
股関節が痛んでしまう原因は人によって様々ですが、考えられる原因をまとめてみました。
強烈な痛み、歩けないくらいの痛みがある方は速攻病院に受診しに行きましょう!
セルフケアできない痛みは股関節の病気が関連している場合があります。
今回の記事はセルフケアできる程度の痛みの原因をまとめていくものになります。
是非ご覧ください!
1.股関節という関節の機能
股関節は体幹と下肢を直接繋ぐ関節で、日常生活のあらゆる動きで働く重要な関節です。
また、股関節は可動性も広く、安定性にも長けておりちょっとやそっとのストレスで壊れてしまうことはまずありえません。
股関節の動きには屈曲、伸展、外転、内転、外旋、内旋と呼ばれる様々な動きがあり、それぞれの動きが他の関節に影響を強く与えるため、非常に大切な動きとなります。
例えば、股関節の曲げ伸ばしが硬い人は腰を使って曲げ伸ばしする様になるため腰を痛める原因となりえます。
また、股関節を回すのが硬い人は膝や足首を使って捻る動きをするようになるため、膝や足首を痛める原因となりえます。
このように、股関節が原因で他の関節に悪影響を与える可能性が高い関節なので、股関節の障害を予防することは全身の障害を予防することができるとも言えるでしょう!
股関節の痛みによってやがて全身へ悪影響が移りわたってしまうので、早急に股関節の痛みは治療し、予防する必要がありますね!
●股関節は体幹と下肢を繋ぐ関節!
●股関節の機能が壊れると全身に悪影響をきたす可能性あり!
●股関節の痛みは早急な改善が必要!
2.股関節の痛みの原因とは?
❶股関節の前側が痛い
股関節の前側が痛くなる原因としては、股関節でつまり(インピンジメント)を引き起こしている可能性が非常に高いです。
通常は滑るように関節が滑らかに動きますが、何らかの原因で股関節が上手く動かず、前方部分で組織がつまってしまっている可能性が高いといえます。
また、股関節の前側にある組織(大腿直筋、脂肪体、滑液包)に炎症が生じている可能性もあります。
深層の組織まで硬くなって繊維化してしまっている場合もあります。
炎症が起きてしまっている場合は無理に動かさず、対症療法として患部のアイシングや抗炎症湿布などで疼痛のコントロールを心がけましょう!
そして、股関節の前方を痛める原因としては骨盤や腰の動きの硬さが挙げられます。
座った状態で骨盤を上手く後ろに倒せない、お臍を後ろに下げられないという人は要注意です。
今は痛みはなかったとしても、将来股関節を痛める可能性大です!
❷鼠径部が痛い
股関節の内側が痛くなる原因としては、股関節内側部(滑液包、腱鞘炎、内転筋、恥骨浮腫)の炎症が考えられます。
どれも股関節の内側に過剰なストレスが加わり続けることで生じてしまいます。
股関節の内側がとても硬くなることがありますが、ぐいぐいとストレッチしたり、強くマッサージしたりすることは避けて下さい。
股関節の内側には血管やリンパ管などが集まった場所になります。
股関節の内側を硬くしている原因を対処した上で行うことをおすすめします。
❸お尻の付近が痛む
お尻が痛むという人は、可能性として梨状筋症候群を引き起こしている可能性が高いです。
梨状筋症候群とはお尻から足先まで伸びている坐骨神経と呼ばれる神経が梨状筋と呼ばれる筋肉に圧迫されて引き起こされる障害です。
症状として、お尻から太ももの後ろにかけて痛みや痺れが出る、足を上げると症状が強くなるなどがあります。
対処法としては梨状筋を柔らかくする必要があります。
何かしらの原因で梨状筋が硬くなってしまってる場合が多いですが、一時的に柔らかくすることで症状が軽快します。
梨状筋を柔らかくするには、ストレッチ、マッサージをすることや使いすぎないように動き方を工夫する必要があります。
骨盤が前傾している人、いわゆる反り腰となっている人は梨状筋を過剰にしようするようになってしまいます。
使われやすくなってしまうと必然的に梨状筋は硬くなり、症状を引き起こしやすくなってしまうでしょう。
反り腰だと言われている人は要注意です!
❹股関節のケガ後に痛みが続く
様々な原因が考えられますが、これだけは覚えていてほしい原因です。
股関節の怪我をしてしまった人は股関節よりも足関節でバランスを制御するようになってしまうことが多いです。
本来の股関節の機能を使わなくなってしまうので、股関節だけでなく足関節にまで負担をかけてしまいます。
そういった人は前後に不安定な状態でスクワットなどのトレーニングやバランス訓練をすると良いでしょう!
板の上で踵とつま先が浮いた状態でトレーニングをしてみましょう!