人を動かすのは意外と簡単なんです。
皆さんは普段の生活の中で、人を思うように動かせたらいいなって思ったことはありませんか?
例えば、友達と2人で話している時に、自分の行きたい所と相手の行きたい所がそれぞれ違っており、どうしても自分が行きたい所に行きたいと考えています。
そんな時、友達を上手く誘導し自分の思うように上手く動かす事ができれば、相手も悪い気がしないし自分の行きたい所にも行く事ができます。
無理に従わすよりもずっといい解決方法です。
学生生活でも社会生活でも普段の生活の中でもどこでも誰でも活かす事ができる技術だと思っています。この技術を知らなければ、あなたは他人の言いなりになるか、自分の思い通りに進まない人生となってしまう事でしょう。
これを機に自分の言う通りに動いてくれない人を動かしてみましょう!
⚠︎こんな人にオススメ!
・自分の回りに言うことを聞かない人がいる!
・自分の思い通りに人が動かせなくて困っている人!
・無理やり人を動かしてしまっている人!
1.人を動かす基本の『キ』
人は誰でも自分が正しいと思い込んでいるため、人の批判をしてしまうのは、相手の怒りを買うだけとなってしまいます。
人の批判なんて誰でもできるのです。そんな誰でもできるようなことをやっていては、『人を動かす力』なんて習得できないでしょう。
人を動かすために必要なのは『理解と寛容』です。
理解と寛容は誰にでもすぐに身につけることはできません。優れた品性と克服心を備えた人に初めて持ち得る徳であると言われています。
相手を理解し、寛容な心で相手を受け止める事ができてこそ『人を動かす力』を身につける事ができるのです。
また、人間の行動は心の中の欲求から生まれます。人を動かす最善の方法は、相手の心に強い欲求を起こさせることです。
何かをしたい
こうやってみたい、ああやってみたい
これならできそう
などと心の中に何かしらの欲求を生じさせると、人は行動しようとします。
と言うことは、どのようにして心に欲求を引き起こさせるかが非常に重要となってくるわけですね。それはまた後ほど説明していきます。
つまり、相手を理解し相手の立場になって物事を考え、その心に欲求を起こさせる事が人を動かす上で基本になっていきます。
●まずは相手を理解し、寛容に相手を受け入れよう!
●相手の心に欲求を引き起こさせよう!
それでは、様々な方法をご紹介していきます!
❶他人に関心を寄せる
自分に興味がなさそうな人の話をあなたは聞く事ができますか?
人は自分に対して興味がなさそうな人だと感じると、無意識の内にシャットアウトしてしまいます。無駄な事は省こうと脳が判断するのです。
逆に自分に興味津々な人の話は記憶の中に残りやすくなるのです。
相手に興味を持ち、関心を寄せる事は非常に大切となってきます。
また、相手に興味をもち、自分の意見だけでなく相手の意見も尊重することも重要です。相手の立場になって、相手の意見を受け入れなければ話し合いの道は切り開きません。
硬いものに硬くあたっても強く衝突し合ってしまいます、どちらかが柔らかければ衝突は免れることができるのです。
どちらかは豆腐のように柔らかくなる必要があるのです。
まずは相手の意見に反論せず、意見を受け入れましょう。それから会話を発展させていくのです。
❷人の名前を覚える
人に対してつまらないお世辞を言うよりも断然効果があります。
一回会ったことがある人が、自分の名前を覚えてくれていた時にすごく嬉しい気分になりませんか?
人は自分の名前を覚えてもらえることに喜びを感じやすいのです。
そのため、人の名前って覚えづらいとは思いますが、一度会った人の名前はメモしてでも覚えてあげられるといいです。
人の名前が覚えられない人は、つまり簡単で重要な仕事を覚えられない、すなわち仕事の基礎ができないことを告白しているようなものなのです。
❸負けるが勝ち
グズグズと言い訳をせず、自分の過ちを認めよう。苦しい言い訳をするよりもよほど愉快な気持ちになる事ができます。
人は誰でも自分が正しいと思い込んでおり、それを揺るがされそうになると反抗心が出てきてしまうのです。反抗心を作る前に速やかに自分のミスを認める事が大切なのです。
❹イエスと答えられる質問を選ぶ
相手に一旦『No!』と言わせると、それを引っ込めさせるのはなかなか容易なことではなくなってしまいます。
『Yes!』と答えられる質問を考え、始めから『Yes』の方向に持っていくのが非常に大切なのです。
例えば、転がるボールをイメージしてみて下さい。
一定の方向に転がせば勝手に進んでいき、進んでいるものを転がす際はそれほど力は入りません。
しかし、一度止めたり、逆方向に転がそうとしたりするとかなりの力が必要となるのです。
❺人の美しい心情に訴えかける
人はだれでも理想主義的な傾向を持ち、自分の行為については美しく潤色された理由を付けたがるという習性があります。
相手の考えを変えるには美しい理由を付けたがる気持ちに訴えるのが効果的だと言うことです。
その人の性格や人間としての良心に働きかけましょう。
例えば、人は競争心が強い生き物であり、他人より優れたいと言う競争心を誰もが持っています。その性格に働きかけるのです。相手に負けん気を引き起こさせる会話を進めたり、言葉をかけてあげるのです。
『あの人はこうしていたな』
『あの人はこうだった』
など、他人を例にあげることで相手は自分の心に闘争心を燃やし行動に移すようになるでしょう。
人としての良心を上手く操ることで強力な言葉を投げかける事ができ、人を動かす一手となること間違いなしです。
自分は仕事の中でよくこの手法は実践していますが、かなり効果的な人が多いです。
2.まとめ
いかがだったでしょうか。ここまでは人を動かすほんの一部に過ぎません。もっと様々な方法があるので以下に載せる参考図書をご覧になってみて下さい。
この方法を実践していければ、人生はもっといい方向に転んでいくと想像できませんか?人を動かすのは意外と簡単なことで、やり方を知らないだけだったんです。
皆さんもぜひ実践してみましょう。
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