皆さんはコーヒーをお好きでしょうか?
朝起きてなんとなくぼんやりする時や仕事をしてて眠くなった日する時はコーヒーをどうしても飲みたくなりますよね。
子供の時は全く美味しさなんて分からなかったですが、あの程よい苦さとスッキリさがとても美味しいなって最近は思ったりします。
しかし、コーヒーってカフェインが多く含まれているので、利尿作用が強く水分を飲んでいても、水分補給にはならないなんてことを聞いたりすることがありせんか?
これって実際正しい情報なのでしょうか?
コーヒーでも水分補給ができるとしたら、暑い夏に我慢することなるコーヒーを飲むことが可能になりますよね!
まだまだ夏の暑さは続きますから、是非ともこの記事を読んでコーヒーについての正しい知識をつけていってほしいと思います!
これって水分補給になっているのかな?
1.カフェインの作用について
コーヒーにはカフェインと呼ばれる中枢神経刺激薬が多く含まれています。
カフェインはその他にも紅茶やエナジードリンクなどに含まれてることが多く、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
中枢神経刺激薬と呼ばれるくらいなので、カフェインでよく知られている作用というのが、覚醒作用です。
カフェインは脳内のアデノシン受容体に結合し、アデノシンの働きをブロックすることで作用します。
アデノシンが働くと、神経活動が抑制され、睡眠の誘導がひき起こされるため、この働きがブロックされると身体は覚醒するという仕組みですね。
この結果、覚醒感や注意力の向上、疲労感の軽減、気分の高揚などをもたらすことがあります。
ただし、摂取量や個人の感受性によって、不安や不眠、心拍数の上昇などの副作用も引き起こす可能性があるので、適量を守ることが重要です!
カフェインの過剰摂取で亡くなってしまったというニュースがあるくらいですから怖いですよね。
次に利尿作用です。
カフェインが体内に入ると、腎臓での血液の濾過が増加し、尿の量が増える傾向があります。
コーヒーを飲み過ぎるとすぐにトイレに行きたくなるのはこれが原因です。
ちなみに一般的にコーヒー一杯(約240 ml)には、約95 mg〜165 mgのカフェインが含まれていると言われています。
ただし、コーヒーのカフェイン含有量はコーヒーの種類、淹れ方、豆の焙煎度などによって異なることを覚えておいて下さいね。
一般的に、エスプレッソはカフェイン濃度が高く、フィルターコーヒーよりも多めのカフェインを含んでいると言われています。
●コーヒーにはカフェインが多く含まれる
●カフェインには覚醒作用と利尿作用がある
2.果たしてコーヒーは水分補給になるのか?!
結論から言います。
コーヒーは水分補給になります!
ただし、飲み過ぎるとまたそれはそれで問題があるので適切な量であればの話です。
コーヒーの成分は98%以上が水分なので、コーヒーを飲んでも水とほぼ同じということになります!
有名なコーヒーメーカーであるネスレの研究では、コーヒー200㎖を4杯、3日間摂取し、体水分量、尿量を測定したところ、同量の水を摂取した場合となんら変わりはないとの報告があります1)。
つまり、コーヒーには水とほぼ同等の水分補給効果が期待できることが示されました。
ということは、良好な水分バランスを保つために、コーヒーの飲用を控えなければならないことはないってことです!
コーヒー好きにとっては嬉しい情報ですね!
参考文献
1)Killer SC et al. PLoS One (2014)
●コーヒーの成分は98%が水分!
●コーヒーは水同等の水分補給効果があるといえる!
3.コーヒーを飲む際の注意点!
確かにそう思ってしまいますが、いけません!
水分補給だから問題がないからといって飲みすぎてしまうのには注意が必要です!
カフェインの過剰摂取となり、体に悪影響を及ぼしてしまうことも。
コーヒーには先ほどもお伝えしたように適切な量がありますから、量を守って安全にコーヒーを飲みましょう!
コーヒーは一日にカップ5杯以下がおすすめだそうですよ!
それ以上飲んでしまうと健康上に何かしらの問題が起きてしまう可能性があるといわれています。
適切な量でコーヒーを楽しむことができれば、頭は覚醒するし、水分補給にもなるし良いことだらけですね!
●コーヒーの飲み過ぎは注意が必要!
●1日5杯以下と決めよう!
けど、水分補給にもなるって分かってこれからは安心してコーヒーを楽しめる!
夏の暑さに負けないように頑張っていきましょう!
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