【心の話】「人によく思われたい」をやめると人生が楽になる話

【心の話】「人によく思われたい」をやめると人生が楽になる話

「他人にどう思われるか?」を気にしすぎてしまうことが、不幸の元になる。

これは、一見意外に感じるかもしれません。

もちろん、社会で生きる以上、最低限のマナーや気遣いは必要です。
しかし、過度に「よく思われたい」と思うあまり、自分を犠牲にするのは本末転倒です。

「わがまま」という言葉にはネガティブな印象がつきまといますが、本当に悪いことなのでしょうか?

実は、自分の人生を大切にし、主体的に生きるためには、ある程度の「わがままさ」が必要なのです。

いつも頑張っている皆さん、一度肩の荷を下ろして少しわがままになってみませんか?

こんな人にオススメ!

・頑張りすぎて疲れちゃった人
・人からどう思われているか気にしすぎてしまう人
・わがままを我慢している人


1.なぜ「わがまま」に生きるほうがいいのか?

「わがまま」というと、好き勝手に振る舞うことをイメージするかもしれません。

しかし、本来の意味は「自分の意志で決断し、その責任を持つこと」です。
「わがままに生きる=主体的に生きる」とも言えます。

一方で、「人によく思われたい」という気持ちが強すぎると、以下のような問題が生じやすくなります。

• 頼まれごとを断れず、余計な負担を抱えてしまう

• 親切にした相手から見返りがないと、勝手に落ち込む

• 本当はやりたくないことでも、人間関係のために我慢する

特に、「親切にしたのだから、何か返してもらえるはず」という考え方は危険です。

期待通りにならないと、「恩を仇で返された」と感じ、不満やストレスを溜め込むことになってしまうのです。

でも、最初から「他人に期待しない」スタンスでいれば、こうした悩みとは無縁になります。

過去に承認欲求についての記事を書いていますので、こちらも参考になるかもしれません!

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2.「変わり者」と思われるくらいがちょうどいい

職場や人間関係では、「便利な人」と思われると、どんどん余計な仕事や頼みごとが回ってきます。
これを防ぐためには、「あの人はちょっと変わっている」と思われるくらいがちょうどいいのです。

例えば、仕事で何かを頼まれたときに、「やりたくないな」と感じたら、無理に引き受けずにスッパリ断ることが大切です。

一時的に気まずくなるかもしれませんが、引き受けて後悔するよりはマシです。

また、日頃から「できないことはできない」「嫌なことは嫌」とはっきり伝える習慣をつけておけば、無理なお願いをされることが減ります。

そのうえで、得意なことはしっかりやる。そうすれば、「変わり者だけど、仕事はできる」と評価され、周囲もあなたのスタイルを受け入れるようになります。

しかし、断り方は伝え方が大切で無鉄砲に断るだけだと相手から反感を買いやすくなってしまうので気をつけましょうね!
伝え方に関する記事も過去に書いていますので気になる方は是非ご覧ください。

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3.わがままでいるための「距離感」の大切さ

ただし、「わがまま」は無制限に許されるわけではありません。
相手との関係性を考えながら、どこまで自分の主張を通すかのバランスを取ることが重要です。

上司・部下の関係

「わがままに生きる」と言っても、上司が部下に対して無理を押し付けるのは単なるハラスメント。
一方で、部下が上司に対して「それは無理です」とある程度わがままに主張するのは、むしろ健全な関係を築くうえで必要なことです。

友人・ご近所付き合い

友人関係やご近所付き合いでも、「わがまま度の対称性」を意識しましょう。
「自分だけがわがままを言う」のはNG。お互いに対等な関係でないなら、無理に付き合う必要はありません。

我慢すべき部分と自分の主張を押し通す部分をハッキリとさせることで、主体性を持つことが大事ですね!

あれ?前は大丈夫だったのに、今度はダメなの?

とか思われてしまうと、ただの自分勝手なわがままになってしまうのでわがままにもしっかり軸を持ってバランス良く対応していくことが重要です!


4.お金は「今」使うべき

最後に、お金の使い方についても「わがまま」でいたほうが、人生は楽しくなります。

「老後のために2000万円必要」という言葉に縛られ、若いうちから節約ばかりしていても、年を取った頃には体力や気力が衰え、「やりたかったことができない」なんてことになりかねません。

歳を取った後の100円と若い時の100円は大きな価値の差がありますからね!

また、「子どものためにお金を残したい」と考える人もいますが、それよりも「今、自分のために使う」ことを優先するのがおすすめです。

なぜなら、自分が楽しく充実した人生を送ることが、結果的に周囲の人にとってもプラスになるからです。


5.「わがまま」に生きる=自分らしく生きる

「わがまま」とは、決して身勝手なことではなく、「自分の人生を大切にする姿勢」のこと。
他人の目を気にしてばかりいると、自分の時間もエネルギーも奪われてしまいます。

大切なのは、「自分にとっての幸せ」を最優先すること。

もちろん、他人に迷惑をかけない範囲での話ですが、もっと「わがまま」に生きてもいいのではないでしょうか?

他人の期待に応えすぎるのをやめたとき、きっと人生はもっと楽しくなるはずです。

いかがだったでしょうか。
明日から少しわがままに(自分らしく)生きていく気持ちになりましたか?

もっと自分のために気持ちを楽にして生きていきましょう!

出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社

私がこの記事を書いたよ!

yushi-k1

yushi-k1 男性

幼少期からサッカーを続ける→身体への興味が湧き理学療法士の道へ→総合病院に勤務→訪問リハビリへ転職|一般の方々の身体についての興味や知識の少なさに驚愕/低給料で十分な学びが得られない→心と身体の一般的な知識の共有、副収入を目的にブログを開設|心身共に健康的な生活を送ることができるような情報と良質な商品の紹介を発信していきたいと思います!●所有資格/理学療法士/JADP認定メンタル心理カウンセラー®︎

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