- 2023年3月24日
報酬系・テグメンタが生む快楽について!人を理解するシンプルな考え方!
皆さんは『報酬系』って言葉を聞いたことがあるでしょうか? 多分、なかなか耳にしない言葉だと思います。 報酬系とは脳にある……
日本人の死亡原因のトップに挙げられる「がん」。なんと今や、日本人の3人に1人が「がん」で亡くなるといわれています。
もちろん、たばこやアスベストなどの発がん物質は広く知られていますが、実は私たちが日常的に口にしている“あの食品”にも発がんリスクがあることをご存じでしょうか?
今回は、WHOなど信頼できる国際機関の発表をもとに、意外な発がんリスクを持つ3つの食品について、理学療法士の視点から解説と補足を加えてご紹介します。
「赤肉」と聞くと、「脂身の少ないヘルシーな赤身肉」と思われがちですが、ここでいう赤肉とは、
など、哺乳類の肉全般を指します。
魚や鶏肉(白肉)は対象外です。
WHOの「国際がん研究機関(IARC)」によると、赤肉は大腸がんのリスク因子とされています。主な理由は以下の通りになっています
いいえ!赤肉はたんぱく質・鉄・ビタミンB群・亜鉛など重要な栄養素の宝庫でもあります。
ただし、「食べすぎがよくない」ということで、WCRF(世界がん研究基金)やAICR(米国がん研究協会)は、赤肉の摂取を「週500g以内(調理後の重量)」に抑えることを推奨しています。
加工肉とは、赤肉を塩漬け・燻製・加熱などで加工した製品で、
が含まれます。
加工肉は、赤肉と同様の理由に加えて、保存性を高めるために使われる添加物(亜硝酸塩など)が腸内で発がん性物質(ニトロソアミン)を生成するリスクがあるといわれています。
IARCは、加工肉を「ヒトに対して発がん性がある(グループ1)」と分類しています。
これは、喫煙やアスベスト(石綿)と同じグループであり、「証拠が十分にある」ことを意味します。
美味しいのは十分知っています。
もちろん、ベーコン入りサンドイッチを1回食べただけでリスクが急増するわけではありませんよ!
赤肉と同じように日常的・習慣的に摂りすぎることは避けた方がよいといえるでしょう。
WCRFとAICRも「加工肉はできるだけ控える」ことを勧めています。
フライドポテトやポテトチップスといった高温で揚げたじゃがいも製品には、アクリルアミドという発がん性が疑われる化学物質が含まれていることがわかっています。
アクリルアミドは、接着剤や塗料にも使われる化学物質で、2002年にスウェーデンの研究で、じゃがいもや穀類を高温調理することで生成されると発表されました。
2016年、日本の食品安全委員会は「アクリルアミドの摂取による発がんリスクは完全には否定できない」と発表しています。
神経毒性のリスクは極めて低いとされる一方、**発がん性に関しては「明確ではないが、懸念は残る」**という立場です。
これも“量と頻度”がポイントです。
おやつとしてポテトチップスをたまに楽しむことは問題ありませんが、
などの習慣には注意が必要です。
本当に健康に関して気をつけていきたい、ポテトをあまり好まないという方は食べない方がいいのかもしれませんね。
今回ご紹介した3つの食品には、科学的に裏付けされた発がんリスクがあることがわかっていますが、
絶対に食べてはいけないものではありません。
むしろ、適量であれば栄養もあり、幸せな気分を与えてくれる食品でもあります。
理学療法士としても、身体と心の健康は切っても切れない関係だと感じています。ストイックになりすぎず、情報を正しく理解し、自分や家族の健康を守る「選択力」を持つことが大切です。
健康的な食生活は「〇〇を食べない」ではなく、「どう食べるか」で決まるのではいかなと思います。
幼少期からサッカーを続ける→身体への興味が湧き理学療法士の道へ→総合病院に勤務→訪問リハビリへ転職|一般の方々の身体についての興味や知識の少なさに驚愕/低給料で十分な学びが得られない→心と身体の一般的な知識の共有、副収入を目的にブログを開設|心身共に健康的な生活を送ることができるような情報と良質な商品の紹介を発信していきたいと思います!●所有資格/理学療法士/JADP認定メンタル心理カウンセラー®︎
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