- 2025年3月16日
花粉症の季節がやってきた!花粉症を軽減させるためにはこの食べ物が最適!?
毎年春が近づくと話題になる「花粉の飛散量」。 私自身も花粉症は重症で毎年悩まされております。 今年も例年より……
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、高齢者を中心に多くの人が悩む膝の疾患です。
初期の段階で気づき、適切な対処をすることが大切なのです。
鏡で自分の膝を見てみて下さい。
膝の膝の隙間が変に広がっていたり、逆に閉じすぎて変な形になっていないですか?
変形は年を追うごとに進み、将来大変なことになってしまうかもしれませんよ。
本記事では、変形性膝関節症の原因や進行、手術療法、さらに自宅でできる予防トレーニングについて解説していきます!
まず、変形性膝関節症の種類についてです。
変形性膝関節症は、主に以下の2つに分類されます。
1. 一次性変形性膝関節症
加齢や体重増加、長年の膝への負担などが原因で発症。
長年の積み重ねで、徐々に変形が進んでいくパターンだね!経年劣化と同じだ!
2. 二次性変形性膝関節症
外傷(骨折や靭帯損傷など)、炎症性疾患(関節リウマチなど)、先天的な膝の形状異常などが原因で発症。
病気が原因で一気に変形が進んでしまうパターンだね!これはなかなか予防は難しそうだ、、
• 膝の痛み(特に動き始めや歩行時)
• 膝のこわばりや動かしにくさ
• 関節の腫れや水が溜まる
• 膝がO脚またはX脚に変形する
• 特に階段の上り下りが困難になる
• 朝起きた直後や座っていて立ち上がる時に痛みが強い(初期)
• 歩き続けると痛みが増すが、休むと軽減する(中期)
• じっとしていても痛みが続く(末期)
可能な限り、初期症状で気づいて早めに病院で対応してもらうと安心ですよ!
絶対我慢しちゃいけません。
• 40歳以上の中高年女性(特に閉経後のホルモンバランスの変化が影響)
• 肥満体型の人(膝への負担が大きくなる)
• 膝を酷使する仕事・スポーツをしている人
• O脚・X脚の人(膝に偏った負担がかかる)
・扁平足、外反母趾などの足に問題がある人
早期の段階で適切な対応をしないと、徐々に症状が悪化し、最終的には関節が固まってしまうこともあります。
• 初期:痛みは軽度で、歩き始めや動作の変化時に違和感を覚える程度。
• 中期:関節の隙間が狭くなり、軟骨がすり減る。痛みが強まり、膝の変形が進行。
• 末期:関節がほぼ破壊され、強い痛みで歩行が困難に。関節が固まり、動かなくなる(関節強直)。
早期に気づいて適切な治療や運動を行うことで、進行を抑えることが可能です!
たしかに、放置してたら怖いよね、、まだ大丈夫、今度処置しようと繰り返してると取り返しのつかないことになっちゃうね。
進行した変形性膝関節症では、**人工膝関節置換術(Arthroplasty)**が選択されることがあります。
術式 | 特徴 |
UKA(単顆型置換術) | 片側(内側または外側)だけの変形がある場合に適応。正常な軟骨を残せるため、回復が早い。 |
TKA(全置換術) | 膝関節全体の変形が進んでいる場合に適応。膝関節を丸ごと人工関節に置き換える。 |
• ステージ1(初期):軟骨のすり減りは少なく、痛みも軽度 → 運動療法・薬物療法で対応
• ステージ2(中期):関節の隙間が狭くなり、痛みが増す → 場合によっては手術を検討
• ステージ3(末期):関節の隙間がほぼなくなり、変形が進行 → TKAが適応
• 入院期間:約2〜4週間(TKAの場合)
入院が長引くことはほとんどなく、傷口の状態が安定して自宅に帰れる能力を獲得したら退院可能です。
早い人だと、1週間ほどで退院される方もいるくらいです!
• リハビリ期間:術後すぐに開始し、約3〜6ヶ月で日常生活へ完全復帰を目指します。
膝周りの少量の痛みがなかなか取れない方もおり、お年寄りの方ぢと1年間くらい外来で通う方もいますね。
もっと長く入院するのかと思ってたけど意外と短いんだね!リハビリは長くなりそうだ、、
変形性膝関節症の予防には、特に太ももの筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることが重要です。
他にも動き方を変えたり、靴のインソールを変えたりと色々と方法がありますが、今回は自分で簡単にできるトレーニングからお伝えしたいと思います!
⬛︎やり方
1. 床に座り、膝の下に丸めたタオルを置く。
2. 膝を伸ばしながら太ももに力を入れる。
3. 5秒キープし、ゆっくり戻す。
→ 10回×3セット
⬛︎やり方
1. 壁や椅子につかまりながら、ゆっくり腰を落とす。
2. つま先より膝が前に出ないように意識。
3. 5秒キープし、ゆっくり戻す。
→ 10回×2セット
⬛︎やり方
1. 仰向けになり、片脚をまっすぐ伸ばしたまま10cmほど上げる。
2. 5秒キープし、ゆっくり下ろす。
→ 左右10回×3セット
慣れてきたら少しずつ上げる角度を大きくしていきましょう!
変形性膝関節症は、早期に気づき対策を取ることが重要です。
「最近、膝が痛いな」と感じたら、早めに医療機関を受診し、適切な対処を行いましょう!
幼少期からサッカーを続ける→身体への興味が湧き理学療法士の道へ→総合病院に勤務→訪問リハビリへ転職|一般の方々の身体についての興味や知識の少なさに驚愕/低給料で十分な学びが得られない→心と身体の一般的な知識の共有、副収入を目的にブログを開設|心身共に健康的な生活を送ることができるような情報と良質な商品の紹介を発信していきたいと思います!●所有資格/理学療法士/JADP認定メンタル心理カウンセラー®︎
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