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【理学療法士向け】人の形が動きを作る!?

 

1.形と動きとはなんなのか?

機械を思い浮かべてみて下さい。

毎回同じ動きを繰り返す機械がありますよね?

機械工学の動きはリンク機構と呼ばれます。

リンク機構の例を挙げるのであれば歯車でしょう!

歯車のように一ヶ所動くと次々に他のパーツが動いていき、決まった方向に決まったように動くのが、リンク機構と呼ばれるものです!

同じ形で同じパーツを使っていれば、毎回同じ動きをすることができますよね。

これはさまざまなパーツが組み合わさってできている人間の身体でも同じなのかという疑問ですが、人間でいうと骨連鎖と呼ばれるリンク機構に似たシステムがあります。

特定の関節構造と関節包、靭帯によるパックにより、一定の連鎖の波及をみせる連動のことです。

そのため、関節の構造上、運動方向は決まってくるといわれています。

例えば、骨盤後傾に伴って、大腿骨は外旋、内転し、骨盤前傾に伴って大腿骨は内旋、外転しますよね。

しかし、ここで注意点があります!

人の身体は外力に置かれた状況では姿勢、運動制御している場合の骨連鎖は必ずしも一様とはならないようです。

その中でもリンク機構のように決まった動きをする連結があります。

それは踵骨、距骨、下腿骨の骨連鎖です。

この骨連鎖は必ず一様になります。

それは距骨下関節を例に例えると、

下腿内旋によって距骨下関節は外反し、下腿外旋によって距骨下関節は内反する

ネジを正方向に捻ると、下に向かってネジが移動するように、下腿を正方向に捻ると舟状骨が落ち込み、アーチが低下していきます。

その逆も然りです。

とにかく、機械工学と外力に置かれた人の身体を同様に考えることはできません。

姿勢制御うんぬんではなく、単純に動かすだけであればリンク機構に似た骨連鎖というシステムで自然に運動方向は変わってきます。

例外で下腿骨のように外力に置かれた状況であっても一様の動きをする部位もあるということを忘れないようにしましょう!

リンク機構は骨連鎖に似ているが、外力にさらされた人間には当てはまらない!
姿勢制御をする場面では必ず骨連鎖が起きるとは限らない!
下腿骨の関係だけは例外である!

2.身体の形を変える結合組織の硬度が招く身体への悪影響

まず、組織学的に組織は上皮組織、筋組織、神経組織、結合組織に分けられます。

その中で結合組織とは筋膜や靭帯、腱、脂肪組織などの繊維と基質が混ざり合った組織のことをいいます。

結合組織には大きな役割があります。

それはパッキングすることで支持際と可橈性を得ることと、筋繊維の張力を適度に保つことで筋力を更に強めることが可能になります。

いわば身体を形作る組織だともいえることができます。

結合組織に包まれた関節は結合組織の硬度の影響を強く受けます。

結合組織の硬くなると、組織に包まれた関節が歪み、アライメントが崩されてしまうのです。

結合組織が歪んでしまうことで身体の形が歪み、結果的に運動も歪み、運動が歪めば更に結合組織も歪んでいくという悪循環です。

結合組織のテンションバランスは当然神経系に入力されてしまいます。

例えば膝関節で、内側の結合組織が硬くなってしまうと外側とのアンバランスを生じ、内側が縮んでいき、結果的に内反変形が強まっていきます。

運動としては内側に引っ張られた運動になることも想像できます。

また、結合組織の硬度が上がった部分は固定部位となり、隣接部分に過剰運動部位を生じる原因となってしまうのです。

これは肩関節可動域制限と腰痛の関連を説明することができます。

肩関節に可動域制限がある人は腰痛の発生リスクが上がってしまうという報告があります。

これは肩関節が固定部位となる影響で腰部が過剰運動部位となり、腰部に過大なストレスがかかるからです。

このように人の身体の形作る結合組織に変化が生じると、動きにも変化がみられ、結果的に多部位へ過剰なストレスを加え問題を引き起こす原因となり得ます。

こういったことも頭に入れながら介入が進められると、また新たな発見ができるかもしれませんね!

人の身体を形作るのは結合組織!
結合組織は硬くなりやすい!
結合組織に固定部位ができると過剰運動部位が隣接に作られてしまう!

 

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